いらなくなった本の処分、どうしていますか?
人に譲ったり、リサイクルショップで売ったりいろいろありますが、リサイクルショップに売っても1冊数円だったりする現在、メルカリで売ろう!と思う方も多いのではないかと思います。
が、しかし。
売れたはいいが、次にどうするの?やり方なんて分からない。発送ってどうやるの?そもそも発送するのも、発送方法を調べるのも面倒なんだけど?
というわけで、結局出品を辞める方も多いかと思います。
そこで今回はメルカリで本が売れた時、本を梱包する方法・安く発送する方法についてお話します。
今回は基礎編として、A4サイズに収まるサイズの本を1冊発送する場合について、お伝えします。
梱包のコツ
梱包において一番大事なこと。それは「売れた時の状態」のまま相手に届くように梱包することです。(売れた時に既に状態が悪い場合もありますが、出品時の写真で状態を確認して、それに納得して購入しているはずなので、その点は気にする必要はありません)発送中に、売れた時以上にダメージが増えないように梱包します。考えてみれば当たり前ですね。
適当な梱包だと、発送中に表紙や角が折れる、といったことも考えられます。メルカリには若い方も多く、梱包の仕方は様々です。
ダメな方は本当にダメ梱包だったりしますが、逆に丁寧な人もいらっしゃいます。基本編として、一番丁寧なやり方をお伝えします。
用意するもの
・OPP袋
OPP袋とは、プラスチック素材を伸ばしてフィルム状にしたOPPで作られた透明の袋のことで、通販カタログや印刷物を発送する際に多く使われます。ふたやシールのついたものや色の入ったもの、厚み違いなど様々なタイプがあり、値段もピンキリです。
先日、アマゾンで
【国産】テープ付A4透明透明OPP袋(透明封筒)【100枚】¥ 298 + ¥ 120 配送料
という商品を見つけました。これだと1冊発送あたり4.2円です。
ちなみにですが、我が家の近所のホームセンターではこのA4サイズの透明袋が1種類しか売られていなく、100枚で800円位していました。ネットと比べるとだいぶ高いです。ですので、この袋を用意するには、アマゾンなどネットでさくっと購入するのが良いと思われます。
・クッション保護シートまたは緩衝材
クッション保護シートは薄い白っぽいシートで、食器などを買うと包んでくれるアレです。緩衝材とは、一般的に、プチプチとかエアパッキン・エアキャップ、などと呼ばれています。
梱包方法
1.ポスト投函や配達中に雨などで濡れるのを防ぐために、「透明OPP袋」で本を梱包します。
2.商品サイズに合わせてOPP袋を折り込んでテープで止めます。
3.さらに「エアパッキンやクッション保護シート」で梱包します。
適切な大きさにカットしましょう。
4.包んだ本を、封筒に入れます。
封筒に隙間があると、中で本が動いてしまい不安定なので、商品サイズに合わせて封筒を折り込んでしっかりとテープで止めます。
以上が丁寧な梱包の方法です。
ただ、はっきりいって、ここまで丁寧な梱包は必要ないと思っています。
我々は素人ですし、ビジネスでもありません。
ここまでやると、通販で本を買う時より丁寧だと思います。
それに、透明OPP袋、エアパッキン、封筒といった梱包材すべてにお金がかかってしまいます。正直言えば、こういった費用も出来る限り「0円」にしたいですよね。
お金のかからない梱包方法とは?
購入された相手に対して最低限のマナーを守りつつ、出来る限り費用をかけずに梱包する方法、それは
「以前に自分が本を購入した時の梱包材を保管しておいて、使用する」です。
例えばアマゾンや楽天などで本を購入すると、エアパッキンが内側についた封筒で送られてきます。
こういった封筒は100円ショップでも販売されていますが、普通の封筒より高いです。この封筒を使えば、「エアパッキンで包む」という作業が省けます。よって、このタイプの封筒が手に入った場合は、是非綺麗に保管をしておきましょう。
OPP袋については、自分で購入した新品のOPP袋で梱包するのが一番美しいのですけれど、これもまた何かと別の袋で代用可能です。
通販カタログが入っていた袋とか、封筒を買った時の袋とかでOKです。この写真は封筒を購入した時のものです。透明の袋の方が美しく、受け取った時に喜ばれることとは思いますが、これでクレームになることは、まずありません。
また、メルカリでの取引で、相手が発送してくれた時の袋が綺麗であれば、それを再利用するとか、ビニール素材のショップ袋もOKです。要は最低限の「濡れなければ良い」というところまで、そぎ落とすことができます。
で、結局どう梱包するのが良いの?
一番相手に喜ばれる梱包方法は、基本で説明した通りで間違いありません。
ただ、メルカリで本を売る場合、ほんの少しの利益しか無い中、梱包や発送などにお金も時間もかけたくありませんよね。
そこで一番簡単な方法としてはどうするか。
結論から言うと
「厚みのあるビニールのショッパーに包んで発送する」。これが最強です。
丈夫なビニール袋なら、発送中に破けることも濡れることもありません。
ポイントとしては、袋は色がついているものを使うこと。自分が買った本が配達員さんに丸分かりって何となく嫌じゃないですか?(笑)そこはプライバシーということで、表紙は見えないように色がついた袋を使う位は気を使っています。
(そもそも伝票を張り付けてしまえば中は見えないので、あまり気にしなくても良いという考え方もありますね)
基本で丁寧に説明しておいて今更なのですが、私は通常、ここまで丁寧な発送はしていません。余裕がある時だけ、エアパッキンで包んであげたり、新しい茶封筒などで発送してあげても良いかな~と思う程度です。
発送のコツ
いよいよ発送の段階に入ります。
本を安く発送出来る方法はこのような種類があります。
1. クリックポスト 全国一律164円
2. ネコポス 全国一律195円
3. ゆうパケット 全国一律175円
4. レターパックライト 全国一律360円
これらのうち、メルカリで手軽に発送出来るのはネコポス、ゆうパケットです。
一番安い方法はクリックポストですが、結構面倒です。
何が面倒か、というと「宛名ラベルを印刷する必要がある」という点。自分で印刷しなくちゃいけないのですよ!信じられますか?
つまり、「自分で印刷→切り取る→テープなどで封筒に貼る」という作業が必要になります。印刷しなくてはいけないということは、自宅にプリンターがあるか、もしくはコンビニ等に出向き、わざわざラベルを印刷する必要があります。
私の場合は自宅にプリンターがありませんので、クリックポストを利用していた時は「テープ、鋏」など必要なものをコンビニに持ち込み、印刷して切り取って封筒に張り付けて、なんていう作業をコンビニのプリンター近くでやっていました。けっこう恥ずかしいし、時間がかかると他の方に迷惑をかけたりもします。
ですので、ゆうパケットという発送方法が出来た今、一番お勧めの発送方法は、何といっても「ゆうパケット」です。ゆうパケットが、メルカリ便の小型最安値ですからね。
近くにローソンや該当する郵便局がない方は、簡単に発送できるという点でも「ネコポス」をおすすめします。
ただ、ネコポスは厚みが2.5cmですので、ここも地味に注意です。(厚みが3cmという点でも、結局「ゆうパケット最高」ということになります)
重さ制限があるので、図鑑など重いものを送る時はご注意下さい。
まとめ
梱包と発送方法についての結論。
「厚めのビニール袋に入れて、ゆうパケットで発送」これに付きます。
この方法で、最大限「手間とお金」を省くことが出来ます。
どうぞお試し下さい。
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